旋盤やフライス盤を使った機械加工の現場のご紹介

更新日:2019年2月22日 新着情報一覧

旋盤

イシバシでは、スクリューフィーダーを始めとする各種ステンレス製品の製造をオーダーメイドにて承っております。

本社工場内にはステンレスの切削・研削・研磨などを行うための機械加工室が併設されており、旋盤とフライス盤を完備。

今回は、そんな機械加工室内でのスクリューフィーダーの部品、スクリュー軸(シャフト)の加工風景をご紹介します。

ステンレス製スクリューフィーダーの内部部品「スクリュー軸(シャフト)」とは?

スクリューフィーダー内部のスクリューに、モーターの動力を伝える役割を担っているのがスクリュー軸です。

モーターの動力が直接伝わるスクリュー軸は、激しい振動や回転にさらされる箇所。

そのため、スクリュー軸の加工には、ステンレスの部品同士がずれてしまわないように、公差を意識した細やかな技術が必要不可欠になります。

スクリュー軸の説明

最初に行うのは、旋盤を使った切削加工。

円柱状のステンレス素材を回転させながら刃をあて、図面通りに削っていきます。

(写真は、どのように刃が金属にあたるのかを説明しているところ。実際の加工は旋盤で行われます。)

フライス盤

次に行うのはキー材をはめ込むためのキー溝の切削です。

こちらの作業はフライス盤で行います。

精密さが求められる作業なので、粗びき・仕上げと二度の切削を行います。

キー材を差し込むのは駆動側のみ。従動側のスクリュー軸はモーターにつなぐ必要がないためキー溝は入れません。

スクリュー軸二種

こうして完成したスクリュー軸は、本社工場の溶接・組立チームへと引き継がれ、最終的にスクリューフィーダーの形へと仕上げられていきます。

ステンレス製品・スクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください

株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川県、埼玉県などへスクリューフィーダーなどのステンレス製品をお届けしています。

ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。

「こんなものもできる?」というようなご相談も随時受け付けております。詳しくはこちらのページよりお問合せ下さい。

更新日:2019年1月28日 新着情報一覧

201901写真①

イシバシでは、2月納期のスクリューフィーダーの大量注文を頂きました。

本社工場内では、社員それぞれが自分の担当する図面を睨みながら製作作業に没頭中。

今回は、そんな製作現場の中からスクリューフィーダーの部品であるスクリーンとリブの製作風景をご紹介します。

ステンレス製スクリューフィーダーの内部部品「スクリーン」

201901写真② 201901写真➂

スクリーンは、スクリューフィーダー内部の部品で、ものを細かく砕くための装置です。

こちらの部品はコンピューターによりレーザー切断された状態で届きましたので、当社ではバリ取りからバフ研磨へと作業を進めていきます。

金属の切断面にバリが残っていると触っただけで手が切れてしまう可能性があるので、見た目だけでなく手触りも確認しながら、一つ一つしっかりと研磨していきます。

ステンレス製スクリューフィーダーの外部部品「リブ」

201901写真④ 201901写真⑤ 201901写真⑥

リブは、スクリューフィーダー外部に設置し、本体の強度を高めるための部品です。

こちらはステンレス板の切断から本社工場内での作業を開始。

図面のサイズより若干大きめに切断した後、実物のスクリューフィーダー本体に合わせながらミリ単位で切断と調整を繰り返していきます。

加工場と切断機を何度も往復しながら微調整を重ね、少しのズレもなくピッタリと収まるものへと完成させていきます。

工場内で切断から組み立てまで一貫して行っている当社の強みです。

ステンレス製品・スクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください

株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川県、埼玉県などへスクリューフィーダーなどのステンレス製品をお届けしています。

ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。

「こんなものもできる?」というようなご相談も随時受け付けております。詳しくはこちらのページよりお問合せ下さい。

更新日:2018年12月28日 新着情報一覧

師走とはその通りで、イシバシでは12月28日の仕事納めを前に、年内に納品する製品の製作作業を急ピッチで進めています。

ステンレス製スクリューフィーダーの溶接から仕上げまで

今回製作しているのは、やはり弊社の主力製品であるステンレス製のスクリューフィーダー。完全オーダーメイド品なので、お客様のニーズに合わせ、あらゆるサイズやデザインの製品を製作することが可能です。(直径Φ25~Φ400mm 長さ8,000mmまで)

写真①

こちらの写真では、スクリューフィーダーの投入口部分の溶接を行っています。専用の治具で固定し、位置を確認しながら丁寧に進めていきます。

写真②

溶接箇所は、梨地仕上げ(ビーズブラスト仕上げ)を施す事によって、こちらの写真のようなスタイリッシュな仕上がりも可能です。弊社の梨地仕上げは、技術者たちも「カッコイイなぁ」と仕事の手を止めて見入ってしまう程、見た目の美しさが自慢です。「梨地仕上げが素晴らしいから」という理由でご依頼をお受けすることもあります。もちろん、梨地以外にもバフ研磨や酸洗い仕上げなど、ご要望に応じて対応いたします。

写真➂

納品時には、このようにしっかりと梱包してお届けいたします。

ステンレス製品・スクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください

株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川県、埼玉県などへスクリューフィーダーをお届けしています。ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。「こんなものもできる?」というようなご相談も随時受け付けております。詳しくはこちらのページよりお問合せ下さい。

年末年始の営業について

イシバシでは、下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。

ご不便をお掛けいたしますが、ご了承のほど何卒よろしくお願いいたします。

  • 年末最終営業日:2018年12月28日(金)15:00まで
  • 年始営業開始日:2019年1月4日(金)8:30から
更新日:2018年11月21日 新着情報一覧

リボンミキサーU字型容器

リボン羽根

今年も残すところあと1カ月ほどです。ステンレス製スクリューフィーダー2,500本以上の製作実績を誇るイシバシでは、プラントメーカー様から年末に向けて年越しそばを製造する機械のオーダーをいただき、ステンレス製リボンミキサー(ブレンダー)の製作にいそしんでおります。

リボンミキサーは、U型容器内にリボンの形をした羽根をらせん状に取り付けた軸を回転させ、攪拌混合するものです。原料を上部投入口から投入し、槽底部の排出口から排出します。上の写真は、リボンミキサーのU字型容器。熟練工が電動ドリルでネジを回した後、”増し締め”といって念入りに締め込む作業をしています。

下の写真は、リボン羽根です。リボン羽根もイシバシが得意とするスクリューフィーダーで培ったノウハウを元に、オーダーメイドで製作。お客様ごとに大きさや形状が異なりますが、職人による丁寧な手作業で品質の高い製品に仕上げています。

リボンミキサー

こちらは、U字型容器の中にリボン羽根を入れていく作業の様子です。容器と羽根が接触してはいけないので、精度が求められる難しい作業。納品まであとわずかですが、一つ一つの作業に抜かりなく慎重に進めております。

イシバシは、プラントメーカー様向けのミキサー、ブレンダーに多数実績がございます。リボン羽根、パドル羽根を含めた加工から装置組立まで、一貫して社内対応いたします。

また、オーダーメイドで設計から納品まで、ワンストップで製作ができますので、納期を短縮することが可能です。このことから、産業機械メーカーやプラントメーカーのお客様からご信頼を得られ、リピートはもちろんのこと、新規のお客様からもご注文をいただいております。いつでも製品のご相談について承ります。お問い合わせよりご連絡をお願いいたします。

更新日:2018年11月16日 新着情報一覧

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dav dav冬の足音が聞こえる季節となりましたが千葉県習志野市でステンレス製スクリューフィーダーやホッパーなどを製作しているイシバシは、相変わらずの多種多様なステンレス製品を急ピッチで製作しています。

写真はスクリューフィーダーが収まるトラフ(カバー)、ホッパーの部分の溶接の様子です。イシバシでは今までにも、こちらの写真のほかにもステンレス製スクリューフィーダーや鉄製ステージ架台などの溶接をしています。

通常ですと溶接で生じる鉄粉が舞うため、鉄製品の溶接のみ、あるいはステンレス製品のみ対応とする工場が多いです。イシバシでは鉄製品、ステンレス製品どちらも対応しているため、お客様はステンレス製品部分はA社、鉄製品はB社などと分けて発注する必要がないため、予算を抑え、納期もほかの会社様よりも短くなる傾向が多いです。

また、イシバシの溶接工も主力のステンレス製品だけではなく、鉄製品の溶接技術も磨いています。そのためマルチに活躍できる溶接工として活躍しています。

イシバシの強みは、溶接だけではありません。オーダーメイドで小ロットから大ロットまで。そして設計から納品までワンストップで、製品を製作できることにあります。

弊社は高いレベルの技術工と、豊富な製作実績がありますので、製品につきましてお気軽にお問い合わせよりご連絡をお願いいたします。

更新日:2018年9月29日 新着情報一覧

スクリューフィーダー
リボンミキサーこちらの2枚の写真の1番目は、イシバシの主力製品で2,500本以上の製作実績があるスクリューフィーダーです。そして2番目の写真はリボン羽(リボンミキサー)です。スクリューフィーダーはホッパーより粉体物がトラフ(ケース)に注入されます。トラフの中にスクリューフィーダーが回転することで、粉体物は次の工程へ運ばれていきます。一方、リボン羽は、U字型のトラフにリボンがついた軸のリボン羽で構成されています。リボン羽が回転することで、投入された複数の粉体物が8の字を描くように移動し、均一に混合されていきます。

リボン羽はイシバシが得意とするスクリューフィーダーで培ったノウハウを元に、オーダーメイドで小ロットから製作しています。装置が設置される工場の大きさ、場所、数、混合する材料などがお客様ごとに異なります。そのため、設計から納品までワンストップでの対応が可能な弊社にご注文をおかげさまで多くいただいています。

また、単体の装置だけではなく、ステージ架台、ホッパー、モーター、モーターを制御する電子装置、そしてスクリューフィーダーやリボン羽などで構成される、弊社が得意とするユニット化装置も同じく、設計から納品まで内製していますので、毎月、各お客様に納品させていただくことができます。

弊社は高いレベルの技術工と、豊富な製作実績がありますので、製品につきましてお気軽にお問い合わせよりご連絡をお願いいたします。

更新日:2018年8月9日 新着情報一覧

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こちらの2種類のステンレス製ユニット化装置を、現在並行作業で製作しています。ユニット化装置は弊社主力製品であるスクリューフィーダやホッパーなどのステンレス製品に、鉄製のステージ架台、モーターなどの電子装置などで構成されています。

イシバシでは、これらの部品をすべてオーダーメイドで製作することができます。そして、ワンストップでユニット化装置を製作することができるだけではなく、作業スペースも十分ありますので、今回のように2種類の装置を複数同時製作することもできます。

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上の写真はステンレス製ホッパーの製作しているところです。ホッパーの隣のスペースでユニット化装置の組み立てをしています。このように各部品を一から製作し完成させ、それらを組み合わせ完成いたします。

製品の搬送も以前紹介させていただきましように、自社でトラックを保有していますので、イシバシの拠点である千葉県習志野市を中心に東京都、埼玉県、神奈川県などの製粉工場様などに納品させていただいています。

オーダーメイドで設計から納品まで、ワンストップで製作可能なことで、納期の短縮が実現しています。このことで、リピートはもちろん、新規のお客様よりご注文をいただいております。

先月ご紹介させていただきましたが、熱中症対策を実施しています。職人の健康を大事にすることで製品の品質、納期に影響でないよう心がけています。製品のご相談につきましてはお問い合わせよりご連絡をお願いいたします。

 

お問い合わせにリンク [進小2]

更新日:2018年7月10日 新着情報一覧

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こちらは現在製作中のステンレス製ユニット化装置の部品です。ステンレス製ホッパーなど複数の部品で構成されています。下の写真はスクリューフィーダーのトラフ(ケース)の部分です。 
 
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ステンレス製スクリューフィーダーはイシバシでは2,500本以上の製作実績がある主力製品です。本製品は先月ご紹介した大型のスクリューフィーダーから直径Φ20mmの小型のもの、羽の形状もオーダーメイドで製作しています。イシバシでは毎年数多くのスクリューフィーダーを製作いたします。お客様からご要望をお聞きし、設計から納品まで、品質の高い製品をオーダーメイドで製作していることが当社の強みとなります。 

スクリューフィーダー大

オーダーメイドとして具体的には製品によって、羽の形状、羽の数などが異なります。スクリューフィーダーやホッパー、電子装置、ステージ架台などを組み合わせたユニット化装置はスクリューフィーダーが運ぶ粉体物の種類(大きさ、重さなど)を一定時間に要求される量をスムーズに送るための長さ、大きさ、モーターの回転数などを調整し納品しています。 

さて、イシバシが拠点を構える千葉県習志野市でも梅雨が明け、本格的な夏となってきました。ステンレス製ユニット化装置は、この夏場でもありがたいことにたくさんの製作依頼を受けております。・・・ということは、夏場の溶接作業は暑さとの戦いとなります。
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イシバシでは写真のように工場内に大型のエアコンを設置し、各作業場に冷気をフル稼働で送っています。ほかにもこまめな水分補給を徹底させるなどし、熱中症対策に心がけています。

これから本格的な夏がやってまいりますが、しっかり熱中症対策を行い、職人の健康を大事にし、また生産力が落ちないよう努めています。製品のご相談につきましてはお問い合わせよりご連絡をお願いいたします。 

更新日:2018年6月1日 新着情報一覧

大型スクリューフィーダー
大型スクリューフィーダー2

こちらの大きなステンレス製スクリューフィーダーは長さ6,000mm、φ(直径)114mmの大型の製品です。

通常弊社で製作するスクリューフィーダーの2倍から3倍の長さとなります。この製品は、10年ほど前に同じものを製作いたしました。今回、製品の交換ということで同じ会社様よりご注文いただきました。

各工程1人体制でいつもは製作いたしますが、このクラスの大きさとなりますと2人体制での製作となります。そして、羽の部分などの仮付け溶接も1日がかりでの作業となります。この大型スクリューフィーダーを数本、並行作業で製作しています。

このようなイレギュラーかつ10年に一度の製品であっても、様々な種類でのオーダーメイドでの製作が強みである弊社の溶接工は迅速に対応しています。また、品質も強みでありますので、この製品をオーダーしていただいた会社様のようにリピートでのご注文を多くいただいています。

株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川、埼玉県など首都圏を中心にステンレス製品を納品させていただいています。

20代の若手からベテランまで技術工が日々、大手製粉メーカー様、医療機器メーカー様にてご利用頂く製品をオーダーメイドで製作しています。ご興味ある会社様はメールにてお気軽にお問い合わせください。

更新日:2018年5月2日 新着情報一覧

焼け写真にある赤丸の中の黒い部分は、ステンレスの溶接により生じた溶接焼け(スケール)の部分です。ステンレスを溶接するとこの溶接焼けがでます。放置すると見た目が悪いだけではなく、この部分より腐食が起こってしまうことがあります。

一般的にステンレスは錆びにくいと言われています。 その理由はステンレスの表面には不動態皮膜という薄い膜が形成されており、この膜が水分、あるいは酸による腐食(サビ)を防いでいます。

しかし、高温での溶接で、焼け(スケール)ができることにより不動態皮膜が破壊されます。保護する保護膜がなくなるため、焼けの部分より腐食が始まります。

焼けの部分は保護膜がありませんので、例えば家庭用に発売されているステンレス製のシンクやコンロの焦げをとるための、スチール製のワイヤーブラシなどでこする(研削)と見た目としてはきれいになります。

ただ、それだけでは保護膜がない状態のままですので、削り取った部分より腐食は進んでしまいます。そこで、焼けを取るだけではなく再度、不動態皮膜を作ることも必要です。いくつか方法がありますが、弊社では電解法による処理をすることで焼けをとりつつ保護膜を形成します。その後、部分によっては鏡面処理などを行い仕上げしていきます。
焼けとり

この処理は基本的な作業ではありますので、ステンレス加工をしている工場であれば、種類に違いはありますが、焼けとりはしています。基本だけに疎かにしないことで、製品の仕上げの美しさ、耐久力が変わってきます。

株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川、埼玉県など首都圏を中心にステンレス製品を納品させていただいています。

20代の若手からベテランまで技術工が日々、大手製粉メーカー様、医療機器メーカー様にてご利用頂く製品をオーダーメイドで製作しています。ご興味ある会社様はメールにてお気軽にお問い合わせください。

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