傾斜のあるスクリューフィーダーを製作しました

更新日:2019年12月26日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。

スクリューフィーダーは、トラフ内でらせん状のスクリュー(羽根)を回転させ、粉などを移送する装置です。水平方向だけでなく、斜め上または下方向への移送も可能です。今回イシバシでは、傾斜のあるスクリューフィーダーを製作しましたので、ご紹介します。

傾斜のあるスクリューフィーダーを製作しました

今回製作したスクリューフィーダーは、投入口から斜め上方向へ移送するタイプのものです。投入口と排出口が水平になるように設計されています。

こちらはスクリューフィーダーの排出口を正面にして撮影した写真です。溶接や組み立ての際には、このように目視で水平具合を確認しながら製作していきます。

こちらは水平器です。水平と垂直方向のほかに、45度の確認もできます。緑の液体の中に浮かぶ気泡が、黒い線の内側、つまり中央に収まれば水平だということになります。

最終的にはこういった水平器や分度器を使って、製作物の精度を上げています。

今月の工具!?手作りのボトルホルダー

工具ではありませんが、工場内でお手製のペットボトルホルダーを発見したのでご紹介します。

こちらは弊社の溶接工が廃材を利用して作った手作りのペットボトルホルダー。シンプルな作りに見えますが、実は設計から曲げ加工、溶接など、プロの技術満載の一品です。ヒーターから程よい距離感なので、温かさが長続きします。

ステンレスホッパーやスクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください

株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川県、埼玉県などへスクリューフィーダーやステンレスホッパーなどのステンレス製品をお届けしています。ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。「こんなものもできる?」というようなご相談も随時受け付けております。詳しくはこちらのページよりお問合せ下さい。

年末年始の営業について

イシバシでは、下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。

ご不便をお掛けいたしますが、ご了承のほど何卒よろしくお願いいたします。

年末最終営業日:2019年12月27日(金)15:00まで

年始営業開始日:2020年1月6日(金)8:30から

更新日:2019年11月28日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。

9月から、2回にわたってご紹介してきたイシバシでのスクリューフィーダーの製作過程。今回はいよいよ完結編です。

組み立てと梱包作業

スクリューフィーダーの各部品の研磨が終わると、組み立て作業へ。最後にモーターを取りつければ完成です。あとは納品を待つだけの状態となりました。

ご覧の通り、中はピカピカです。配送中に汚れや傷がつかないよう、投入口にはビニールのカバーをかけます。

今月の工具 ~オーバーヘッドクレーン~

完成したスクリューフィーダーの横では、新たにご注文いただいたスクリューフィーダーの製作がすでに開始しております。今回、本体部分の研磨作業は外注していましたが、それが完了したとの知らせを受けたので、早速トラックで受け取りに行ってきました。

このように大きさや重量のある製品の上げ下ろしには、オーバーヘッドクレーンを使用します。イシバシ本社工場では、工場内にキトーのオーバーヘッドクレーンを設置しています。大容量のクレーンを設置し、天井梁下まで最大限の空間利用ができるのが特長です。操作は手元のスイッチで行い、上下左右にクレーンを動かすことが可能です。

ステンレスホッパーやスクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください

株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川県、埼玉県などへスクリューフィーダーやステンレスホッパーなどのステンレス製品をお届けしています。ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。「こんなものもできる?」というようなご相談も随時受け付けております。詳しくはこちらのページよりお問合せ下さい。

更新日:2019年10月31日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。

先月から、3回にわたりスクリューフィーダーの製作過程をご紹介しています。

前回は図面から材料の注文書を起こす様子やスクリューフィーダーの羽根の製作過程をご紹介しました。今回は溶接を終えた羽根を加工する様子をご紹介します。

スクリューフィーダーの羽根の長さを調整します

スクリューフィーダーの羽根を製作する際、羽根となるステンレス材には曲げ加工を施しますが、羽根の先端部分だけは真っすぐになってしまいます。

そこで、製作過程で羽根を少し長くなるよう作っておきます。羽根部分の溶接が完了した後、正確な長さを計り、余分な部分を切削します。

スクリューフィーダーの羽根を研磨します

こちらは溶接と長さの微調整の後、研磨を終えたスクリューフィーダーの羽根です。表面はピカピカに、溶接部分は滑らかになるよう研磨をかけます。

今月の工具 ~冷却水循環装置「ストリームジェントル」~

水槽のようなこちらの装置、なんだかわかりますか?

これは、溶接機の内部が溶接の熱で熱くなりすぎるのを防ぐため、冷却水を循環させる装置です。

イシバシでは、溶接機の側に冷却水循環装置が配備されています。上記の写真では、左後ろで作業している溶接工が手にしている溶接機に冷却水が送られています。

装置内の水温が上がると、こちらの丸いシールの色が変わり、高温であることを知らせてくれます。

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株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川県、埼玉県などへスクリューフィーダーやステンレスホッパーなどのステンレス製品をお届けしています。

ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。

「こんなものもできる?」というようなご相談も随時受け付けております。詳しくはこちらのページよりお問合せ下さい。

更新日:2019年10月1日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を完全オーダーメイドにて承っております。

現在、11月末納品の大量注文をいただきましたので、こちらのページでは今月から3回にわたり、スクリューフィーダーの製作過程についてご紹介していきます。

図面から必要な材料を注文書に起こします

弊社で承るご注文は全て完全オーダーメイドです。毎回さまざまな図面のスクリューフィーダーを製作するため、その都度材料を発注しています。

まずは、製作するスクリューフィーダーの図面から、必要な材料を注文書に起こし、それぞれ発注を行います。

短ければ数日で届くものもありますし、長ければ納品まで数週間かかる場合もあります。

▲今回のスクリューフィーダーの注文書です。詳細は手書きで。

▲発注した材料が届きました。

スクリューフィーダーの羽根の製作

納品された材料を確認し、適宜製作に取りかかります。今回はスクリューフィーダーの羽根の製作からスタート。来月はスクリューフィーダーの溶接や機械加工などの様子をご紹介します。

今月の工具

弊社工場内で使用している工具についてご紹介するコーナー。

今月ご紹介するのは「アトラ」。本体に磁石がついているため、ワンタッチで穴あけ加工ができる携帯式の加工機です。

▲大小サイズの異なるアトラ

▲穴あけ加工の様子

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詳しくはこちらのページよりお問合せ下さい。

更新日:2019年8月27日 新着情報一覧

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イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を完全オーダーメイドにて承っております。今回は弊社の主力製品であるスクリューフィーダーについてご紹介いたします。

スクリューフィーダーについて

スクリューフィーダーは、粉体を計量しながら供給する装置です。加工の精密さを求められるのはもちろんですが、他の装置との接続部分にも工夫を加えています。粉体の投入口にEPDMパッキンを装着したり、エンドプレートの隙間には液状ガスケットを塗布したりすることで、スクリューフィーダー内部の密閉性を高めています。

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▲EPDMパッキンを装着した投入口

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▲液状ガスケットを塗布したエンドプレート

投入口はステンレスの板に曲げ加工を施し、溶接して筒状にしたあと、端にさらに丸棒を溶接します。こうすることで、EPDMパッキンを装着しても投入口が滑らず、接続部分がしっかりと固定される仕組みになっています。

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▲丸棒の溶接個所を上から写しました。

ステンレス製スクリューフィーダーの仕上げ方法

今回ご依頼いただいたスクリューフィーダーは、外面は梨地仕上げで製作しました。

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▲溶接箇所は滑らかに仕上げました

ほかにも、バフ研磨や酸洗い仕上げ、どぶ付け、塗装仕上げなど、お客様のご要望に応じてさまざまな仕上げ方法で製作いたします。

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更新日:2019年7月30日 新着情報一覧

関東地方も梅雨明けとなり、本格的な暑さがやってきました。

新空調システム

イシバシでは労働環境の改善のため、本社工場内のエアコンを新調しました。各作業場にひんやりした空気が届くようホースの配置を工夫しています。溶接などの作業場では粉塵の発生が多いので、作業に支障をきたさないようホースの向きなども調節しています。

バフ研磨完了のご報告

先月ご紹介したバフ研磨作業が完了し、鏡のようにきれいな仕上がりとなりました。イシバシでは、お盆前の納品に向けて、各自それぞれ製作作業に集中しています。

バフ研磨

▲大きさのあるパーツは、このように手持ちタイプの研磨機でバフ研磨をかけます。

バフ研磨後

▲バフ研磨後のステンレス製品パーツ

 

フライス盤を使った機械加工の様子

こちらは本社工場に併設されている機械加工室です。フライス盤を使い、ステンレス製品パーツの切削加工を行っています。当工場のフライス盤は、1/1000m単位の精度を出すことが可能。コンピューターで制御しつつ、目視でも切削加工の様子をしっかりと確認します。

フライス盤操作

▲フライス盤での切削加工の様子

フライス盤の刃

▲超硬合金のエンドミルを回転させながら切削加工を行っていきます。

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なお、誠に勝手ながら、以下の期間を夏季休業とさせていただきます。

ご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

■夏季休業期間:

2019年8月10日(土)~8月18日(日)

※2019年8月9日(金)は、15時までの営業とさせていただきます。

※2019年8月19日(月)より、通常通り営業いたします。

夏季休業期間中に頂きましたお問い合わせにつきましては、2019年8月19日(月)以降、順次対応させていただきます。

更新日:2019年6月28日 新着情報一覧

イシバシではスクリューフィーダーをはじめとするステンレス製品の加工から組み立てまで、本社工場内で一貫してお受けしております。

今回は、溶接後のバフ研磨の作業についてご紹介します。

バフ研磨の作業では細かい金属片が飛散します。他の製品の加工に影響が出ないよう、イシバシでは工場の隣に研磨所を別途設置しておこなっています。夏は暑さがこもるので、扇風機を回しながら作業しています。

素材や位置によって研磨剤を選びます

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▲研磨機の横に置かれた固形油性研磨剤や研磨ブラシ。かなり使い込まれています。

当社工場の研磨所では、粒度が36から2000くらいまでの研磨剤を取り揃えています。なかでも粒度が200から600までの研磨剤を使って作業をおこなうことが多いです。

どの研磨剤を使うかは、バフ研磨をする素材や位置によって選びます。

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▲角などの細かい部分にはフェルト製のバフを使います

平らな部分はサイザル麻製の研磨ブラシを使って磨きます。角度のある部分や細かい部分などは、フェルト製のバフを回転軸の先端に取り付けて磨きます。

バフも通らないような隙間は、研磨シートを使って手で磨いていきます。

手作業できれいに仕上げていきます

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▲サイザル麻の研磨ブラシに固形油性研磨剤をつけて磨きます

研磨剤は金属の粒を油で練りこんだものです。少し力をかけるだけで表面がしっかりと綺麗になる一方で、バフ研磨をかけすぎると金属が削れて形が変形してしまうリスクもあります。必要以上のバフ研磨はおこなわないようタイミングを見極めるのもこの仕事の重要なポイントの一つです。

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▲バフ研磨前とバフ研磨後を比べてみました。

上の写真では、写真左の二つの金属パーツがバフ研磨をかける前のものです。断面に筋が入っているのがわかります。一方写真右のパーツがバフ研磨の後の断面です。断面の筋が消え、表面が滑らかになっているのがわかります。このようにバフ研磨をかけた後にしっかりと目で見て確認しながら仕上げていきます。

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更新日:2019年5月28日 新着情報一覧

半自動溶接

イシバシで製作するスクリューフィーダーはステンレス製のものが多いのですが、今回は鉄製のスクリューフィーダーのオーダーが入りました。

同じスクリューフィーダーでも、鉄製の製品は、ステンレス製のものとは異なる溶接方法や仕上げ方法で製作します。

鉄製スクリューフィーダーの加工から溶接まで

鉄製のスクリューパーツ

こちらはスクリューフィーダーのスクリューになるパーツです。このあと、工場内で曲げ加工を施してから軸に溶接していきます。

エアーや研磨前

▲アーク溶接をおこなった直後

研磨後

▲溶接部分をエアーや研磨などで綺麗にした後の状態

溶接の方法は、素材や設計によってさまざまな種類がありますが、当社では主にアーク溶接、半自動溶接、ティグ溶接の三種類の方法でおこないます。

今回のスクリューフィーダーの本体となるトラフ部分には半自動溶接を、スクリュー部分にはアーク溶接を施しました。

半自動溶接は定着性が強いので、しっかりと留めたいときに使います。アーク溶接は仮留めで使うことが多く、その速さが最大のメリットです。溶接後にエアーをかけたり研磨したりして表面をきれいにする必要がありますが、今回は、それらの作業を分担して行うことによって、納品にむけてスピーディーに作業を進めることができました。 

鉄製スクリューフィーダーには仕上げ塗装を

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錆びにくいステンレス製品と違い、鉄製の製品にはメッキ加工やペンキ塗装を施します。今回のスクリューフィーダーはペンキ塗装で仕上げを行います。溶接後のスクリューフィーダーのパーツを塗装業者へ運搬し、仕上げ塗装を施します。その後、最終的にイシバシにて組立と梱包を行います。

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更新日:2019年4月25日 新着情報一覧

トップ

イシバシは、スクリューフィーダーをはじめ、様々なステンレス製品の加工や製作をおこなっています。しかし、取り扱っている製品はステンレス製だけではありません。

今回ご紹介するロータリーフィーダー本体はステンレス製ですが、その架台などには鉄も使っています。鉄やその他の金属製の製品についても、ステンレス製品と同様に、お客様から送っていただく図面に基づいてオーダーメイドで製作いたします。

鉄はステンレスに比べて錆付きやすいので、同時期に工場内で加工中のステンレス製品に触れないよう細心の注意を払いながら加工します。

ロータリーフィーダーの製作風景

ロータリーフィーダー

ロータリーフィーダーは、当社の主力製品であるスクリューフィーダーと同じく、定量性を出すための装置です。機械内部で回転するローターには均等な間隔で羽根がついており、そこに粉体原料が落ちることによって、安定して定量供給できる仕組みになっています。

粉体原料を精密に計測し、かつ金属同士がぶつかったり擦れたりするのを防ぐため、ロータリーフィーダーの組み立てには0.5mm単位での精度が要求されます。

今回のロータリーフィーダーの組み立て時には、サイドウォール(の一部)にほんのわずかな歪みがあり、そこを微調整する必要がありました。精度の高い製品を組み立てる際には、JIS規格に基づいて製作された部品を使っても、こういった細やかな調整が必要になる場合があります。今回は、サイドウォールの一部に塗料を塗り、ローターをゆっくりと回転させながら歪んでいる箇所を突き止め、調整することができました。

亜鉛メッキの「どぶ付け」

どぶ付け

錆びにくいステンレス製品と違い、鉄製の製品にはメッキ加工を施します。こちらのロータリーフィーダーの一部に用いられているのは、どぶ付けによる亜鉛メッキ。亜鉛メッキは膜厚が厚く比較的安価なのが特徴です。

このほかもペンキ塗装などの処理方法があります。

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なお、ゴールデンウィーク期間中は下記の通り休業いたします。

4月28~30日、5月1~6日

※4月27日は午後3時で営業終了となります。5月7日は午前8時より通常営業します。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

更新日:2019年3月26日 新着情報一覧

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イシバシでは、来月の大型連休を前に、急ピッチで製作作業を進めています。

今回ご紹介するのは、ステンレスホッパーの製作風景。ホッパーとは、パンや麺類の原料となる粉類を一時的に溜めておく装置のことです。

イシバシで製作するホッパーは、もちろんステンレス製。お客様から送っていただく図面に基づき、オーダーメイドで製作いたします。

ステンレスホッパーの製作風景

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こちらは、筒状に曲げられたステンレス板の溶接を行っているところです。

まずは大体の位置を固定して点付け溶接で仮止め。その後、全体的にゆがみがないか確認しながら連続溶接を行います。

ホッパーは、空気圧によって中の粉類を押し流していく仕組みになっています。そのため、内部がしっかりと密閉状態になることが重要。ホッパーを製作する際には、ゆがみや隙間ができないよう細心の注意を払っています。

完全オーダーメイド品の製作もお任せください

今回ご注文いただいたステンレスホッパーは、上下の軸が微妙にずれているため、円柱形のホッパー下部が少しねじれた構造となっています。冒頭の写真を見ると、そのねじれ具合がよくわかるかと思います。

一般的なホッパーは、上下の軸が重なっているものが多いのですが、工場によっては、工場内の別の機械との位置関係によってこのように軸がずれたホッパーが必要になる場合もあります。

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ねじれたホッパーの側面にバイブレーターを取り付けるため、バイブレーターの装着面に曲げ加工を施していきます。バイブレーターはホッパー内での粉類の沈着を防ぐための装置。バイブレーターによってホッパー全体が振動し、粉類がしっかりと落ちていく構造になっています。

この曲げ加工は当社の技術者が手作業で行います。曲げ加工の機械とホッパーの間を何度か往復し、微調整を重ねます。最終的に、ねじれた側面にもぴったりと合うバイブレーターが完成しました。

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