工場に届いたばかりのステンレスをご紹介

更新日:2024年10月31日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。今回は、ステンレスに貼り付けられているシートについてご紹介します。

白いステンレス?!いいえ「保護シート」です!

先月から製作を続けているタンクですが、現在も順調に作業が進んでいます。サイズ違いのタンクを複数受注している大型案件です。

ところで表面に張ってある白いシートは何かご存じですか?これは「SPVシート」といい、金属板やプラスティック板の表面を保護する薄いフィルムです。

材料となるステンレスが届いたばかりのときは、こんな感じで貼り付けられています。まるで白いステンレスと見間違えるほどきれいに貼り付けられていますね。

シートを全部剥がさない理由

SPVシートは到着後すぐには剥がさず、原則として研磨をかける直前まで貼り付けたままにしておきます。溶接する箇所とその周辺は、溶接すると高熱になるため、一部剥がしてあります。

シートをレザーでカットして、溶接しない表面部分にはあえてシートを残しています。

溶接が終わったばかりのこちらのタンクも、まだシートが貼ったままです。これは剥がし忘れではなく、ステンレスの表面を保護し、少しでもきれいな状態でお届けするためギリギリまで貼り付けた状態で作業しています。

ステンレスホッパーやスクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください

株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、全国へスクリューフィーダーやステンレスホッパーなどのステンレス製品をお届けしています。ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。「こんなものもできる?」といったご相談も随時受け付けておりますので、詳しくはこちらのページよりお問い合わせください。

更新日:2024年10月18日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。今回は、素材や厚さの異なるタンクについてご紹介します。

トレンド最前線?!化学原料に使われるタンク

こちらは大手化学メーカーに納品するステンレス製タンクです。イシバシでは、小麦粉などの粉類の輸送に使われる食品機械を多く製造していますが、今回は化学原料に使用されるそうです。大きさは直径1200×高さ1800mmと見上げるほどの大きさのタンクを複数台受注したので、需要の高まりを感じます。

高度な技術が求められる薄い板厚の溶接も、イシバシは得意としております。

厚さ25mm!分厚い鉄製タンクも

一方、こちらは鉄製で板厚が25mmと非常に厚みのあるタンクです。厚みのあるタンクは、強い圧力や熱に耐えられるのが特長。見るからに重厚感がありますね。イシバシではステンレス製の製品を多く製造していますが、今回のように鉄製品を受注することもあります。

厚さ3mmから25mmまで、さまざまな厚さのタンクやホッパーを製造しています。「これくらいの厚さにしてほしい」等のご要望があればぜひご相談ください。

ステンレスホッパーやスクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください

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更新日:2024年8月28日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。今回は、排出口が2つに分かれるホッパーについてご紹介します。

水処理装置に使用されるホッパー

こちらは大手飲料メーカーに納品するホッパーです。通常のホッパーだと粉体や液体などの原料の運搬に使用するものをイメージするかもしれませんが、このホッパーは水処理装置に使用されるそうです。

このようにホッパーは粉体輸送以外にも使われることがあります。

画像では毛布で覆われていますが、ここは作業スペースで作業員がホッパーの投入口を目視で確認する場所になります。この後階段を取り付けて、人が昇り降りできるようになります。

現在溶接中の段階でこの後、焼け落とし・組み立てといった工程に進みます。

排出口を二手に分けて効率よく運搬

高さ2500mmという見上げるほどの大きさもさることながら、最大の特徴はホッパーの排出口が二手に分かれているところでしょう。

ホッパーといえば排出口はひとつ、その下にスクリューフィーダーが1機というイメージがありませんか?今回は、排出口は2つに分かれていてスクリューフィーダーを設置する箇所も2つあります。

同じ材料を使用しながら製造工程を分けたいときは、このような二手に分かれるホッパーなら作業効率がアップします。スクリューフィーダーも二手に分けることで、材料の行き先が変わり、別々の用途に使われるようになっているのです。

通常サイズのホッパーを複数製作する方法もありますが、設置スペースに余裕があり、大量の材料を一気に投入したい場合はこのような大きなホッパーをひとつだけ使用する方法もあります。

ステンレスホッパーやスクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください

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更新日:2024年8月5日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。今回はミキサー(ブレンダー)についてご紹介します。

軸を回転させて材料を混ぜるミキサー

こちらは大手化学メーカーに納品するミキサー(ブレンダー)で、長さ900×幅430×高さ500mmと比較的コンパクトサイズです。

材料が均等に混ざるように羽根の向きや長さを変えています。こうして見ると細長い羽根が複雑に交差していますね。この後、両端にカバーと上部にふたがつきます。

ほぼ完成していて、現在は架台に取り付けてある状態です。

このように階段をつけて人が昇り降りして作業できるようになっています。また、ミキサーの右側には電源のモーターが設置されるスペースも確保しています。

スクリューフィーダーとの違い

今回製作したミキサーにはホッパーのように粉体を投入するところはなく、手作業により材料が直接投入されます。

ミキシングされた材料はどこへ流れていくのかというと

底にある穴へ向かって流れていきます。

スクリューフィーダーが粉体を横方向に輸送するのに対し、ミキサーはミキシングして材料を下に向かって輸送する仕組みですね。軸と羽根が回転する構造はスクリューフィーダーに似ていることもあって、イシバシではミキサーの製作も得意としております。お気軽にお問い合わせください。

ステンレスホッパーやスクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください

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更新日:2024年6月28日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。今回はスクリューフィーダーの構造についてご紹介します。

短いスクリューフィーダーを製作しています

こちらは組立前段階のスクリューフィーダーです。粉体の投入部分と排出されるところが近いとこのように短くなります。羽が大きく、ピッチ(間隔)を広く取っているのが特徴的ですね。

輸送する粉体の量や速さに応じて羽の大きさやピッチを変えて製作しています。

スクリューフィーダーのケースは「梨地処理」という、果物の梨のようなザラザラとした表面に加工しました。梨地処理のほかにも、鏡のようなつやが出る「研磨処理」といった表面加工が可能です。

スクリューフィーダーの「軸受け」

これまであまり触れてこなかった「スクリューフィーダーがケースの中で回転する仕組み」をご紹介します。

こちらはスクリューケースのふたです。スクリューフィーダーをケースにそのまま入れて回転すると、ふたが損傷してしまうので「軸受け」を取り付けます。

軸受けを取り付けるフランジがあります。中央に4本の突起物がありますね。

そしてこれが軸受けです。先ほどの4本の突起物に取り付ける穴があります。

中央の穴の部分にスクリューフィーダーの軸をつなげます。スクエア型の黒い部分は固定されていて、軸を取り付けたシルバーの部分だけ回転する仕組みです。こうすることで、スクリューフィーダーの損傷を防ぎ、安定して回転できるようになっています。

ステンレスホッパーやスクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください

株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、全国へスクリューフィーダーやステンレスホッパーなどのステンレス製品をお届けしています。ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。「こんなものもできる?」といったご相談も随時受け付けておりますので、詳しくはこちらのページよりお問い合わせください。

更新日:2024年5月27日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。今回はスクリューフィーダーをはじめとした食品機械についてご紹介します。

先月より製作していたホッパーが完成しました

現在、スクリューフィーダー、ホッパー、架台といった粉体輸送機を製作中です。とある食品メーカーの工場増設に伴い、そこに設置する小麦粉輸送の食品機械をイシバシが製作することとなったのです。

先月撮影したこちらのホッパー。この時はまだ溶接したばかりの段階でしたが

焼き落とし、組み立て等の過程を経てすでに納品できるところまで進みました。直径は600mmとイシバシで製作するホッパーの中ではコンパクトサイズです。

このようにホッパーをはじめとした食品機械を複数設置すると、粉粒体が分散して運搬されるので、大きいものをひとつだけ稼働するより効率よく輸送できます。

長さ4000mmのスクリューフィーダーを製作中

スクリューフィーダーの製作も進んでいます。

こちらの羽の直径は216.3mm(200A)と大きめで、直径が大きければ大きいほど輸送できる粉粒体の量も多くなります。画像はショートサイズのスクリューフィーダーですが、一番長いもので4000mmのものも製作しています。

長いスクリューフィーダーを入れるスクリューケースも製作中です。ここまで長いスクリューフィーダーを製作するのはかなり珍しいですね。納品先の新工場はとても規模が大きいのかもしれません。

今回はホッパースクリューフィーダーを含めて全部で23台もの食品機械を製作する大型案件となりました。6月上旬に納品できるよう、スタッフ総出で製作しています!

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更新日:2024年4月30日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。今回は水処理設備についてご紹介します。

錆びにくいステンレスでつくる水処理設備

ステンレスは水に強く、錆びにくい特性があることから、イシバシでもこれまでに水ろ過装置や水槽、脱水機といった水処理装置を多く製作してきました。

今回ご紹介するのは、とある自治体の下水処理場に納品する下水処理装置です。イシバシの製品の多くは民間企業に納品されていますが、まれに公共事業向けの製品を受注することもあります。

下水処理場には、家庭で排出した汚水(お風呂の水や台所で使って汚れた水など)と、道路に降った雨水などが流れていきます。

下水処理場に運ばれた汚水は、このような水処理装置に入れられフィルターをかけていきます。茶色いメッシュベルトがゆっくりと動き、汚水の中に混ざった大きなゴミがここで振り分けられます。このフィルターも耐性のある特殊な素材を使用しています。

目に見えないほど細かいフィルターでさらに小さなゴミを除去

先ほどのメッシュベルトで除去できなかったさらに細かいゴミや塵は、この装置を通ってセパレートしていきます。遠目で見るとベルトコンベアーのように見えますが、これもメッシュベルトです。

目視では確認できないほどきめ細かい網ですね。このように汚水に混ざったゴミや塵は、二段階に分けて効率よくきれいにしていきます。

細かなゴミが除去された後は、薬液注入装置の出番です。薬液を注入し、外部に配水できる基準値になるまで水をきれいにしてから排出されます。

汚水が浄化されるまでの流れがわかる装置が並んでいたこともあって、この日は小学校の社会科見学を思い出しました。

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更新日:2024年3月27日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。今回はステンレスの配管についてご紹介します。

ステンレス製の配管を製作中です

食品や機械などの製造工場にある配管の材質にはどんなものがあるのかご存じですか?ポリエチレンやビニルといった非金属材質のものから、ステンレスやアルミといった金属材質のものなど、数多くの種類があります。

イシバシで製作しているのは、ステンレス製の配管です。ステンレスは水に強く、さびにくくて長持ちするメリットがあります。そのため、食品工場以外にも水を取り扱う工場の配管に使われることがあります。

溶接、焼き落とし、組み立て…完成までの流れ

今回受注した配管は、さまざまな形があり本数もとても多かったことから、ほとんどのスタッフが配管の製作に取り掛かっていました。

ちょうど溶接しているところを撮影。

その横では、溶接を終えた配管をきれいにする「焼け落とし」という作業が行われていました。電解水を使って、焼けた跡をなぞるようにしてきれいにしています。

焼け落としの後、表面の汚れをきれいに洗浄するとご覧の通りになります。茶色く焼け焦げた溶接の跡が、きれいなシルバーカラーになっていますね!

この日は工場内のいたるところにいろいろな形の配管が置かれていました。配管そのものは、水槽やホッパーほどの大きさはありませんが、大小さまざまな大きさで種類も形も多様なことから、大量受注となりました。

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更新日:2024年2月28日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。今回は水処理設備とスクリューフィーダーについてご紹介します。

大きな水槽を製作しました

こちらは製紙メーカーに納品予定の水処理設備で、汚水をフィルターにかけたり、薬品を注入したりして水をきれいにするための水槽です。長さ4500×高さ2715×幅1670mmとかなり大きく、工場の中でもひときわ目立っていました。これほど大きな水槽を製作するのはイシバシでも比較的珍しく、製作に期間を要しましたが、この日の午後に10トントラックに載せて出荷されていきました。

スクリューフィーダーも製作中です

イシバシの主力商品であるスクリューフィーダーを製作しているところです。画面中央のスクリューフィーダーは、大手製菓メーカーに納品するもので、小麦粉の輸送に使用される予定です。直径140×長さ1500mmと、中くらいのサイズ感ですね。

スクリューのケースも同時に受注しました。ご覧のように、まだ「点溶接」の段階で、完全には溶接できていない仮止めの状態ですが、本溶接するとこのようになります。

点で繋がれていた箇所が、線で繋がれた状態になります。茶色く変色した部分は溶接の過程でできた溶接焼けです。この後、酸洗いで焼き跡をきれいに落として、ピカピカの状態で納品します。

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更新日:2024年1月30日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。今回は現在製作中のホッパーと、バフ研磨と呼ばれる表面加工処理についてご紹介します。

ホッパーの形いろいろ

こちらは大手製菓メーカーに納品予定のホッパーです。直径は1100mmで、ホッパーのほかにもスクリューフィーダーや空気輸送装置など一連のプラントもともに受注しましたが、今はホッパーを溶接している段階です。

1000mmを超えるサイズはイシバシでも珍しく、かなり大きめのサイズです。

角型ホッパーも製作していました。サイズは1200×900×900mm、板厚は3mmとこちらも頑丈かつ大きめサイズです。

丸いホッパーと角型ホッパーは、容量と強度で違いがあります。同じ寸法でも角型の方が容量が大きくなり、丸い方は少なくなります。

ただし、角型は圧力がかかると歪むことがあるのに対し、丸いホッパー均等に圧力がかかるので強度が出ます。

今回は丸いホッパーも角型ホッパーも小麦粉の輸送に使われる予定ですが、粉体や液体など、中に入れるものによってホッパーの形状を決めることもあります。

バフ研磨は2回かけています

ステンレスの表面を鏡面のようにきれいに磨き上げる表面加工も行っています。この表面処理をすることで表面が滑りやすくなり、粉だまりをなくし、スムーズに粉体輸送できるメリットがあります。外側に研磨をかけることもありますが、基本的には内側にだけかけることが多いです。

先述したホッパーも、切削・溶接の前に一度研磨をかけています。2回に分けて磨いた方が作業効率が良く、きれいに仕上がるためです。

こちらは角形ホッパーで、2回目のバフ研磨をしているところです。「バフ」という道具を使って研磨することから「バフ研磨」と呼ばれています。

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株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、全国へスクリューフィーダーやステンレスホッパーなどのステンレス製品をお届けしています。ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。「こんなものもできる?」といったご相談も随時受け付けておりますので、詳しくはこちらのページよりお問い合わせください。

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