イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。今回は製作中のスクリューフィーダーと完成した水槽についてご紹介します。
羽根の方向が逆のスクリューフィーダー
こちらは点溶接を終えたスクリューフィーダーで、まだ仮止めの段階です。
はじめから全部を溶接するのではなく、まずは正しい羽根の位置を確認するために点で溶接します。まだ溶接されていない部分もありますが、位置が決まったら全部を溶接する全周溶接をします。
ちなみに、羽根の向きが途中から逆になるという珍しいタイプです。通常のスクリューフィーダーは端から端へ粉体を輸送する構造ですが、これは両端から羽根がない中央部分に向かって輸送し、粉体を落とす構造になっています。羽根のない部分の下に粉体の排出口ができるというわけです。なお、このスクリューフィーダーは、完成後は化学メーカーに納品されます。
排水処理ができる大きな水槽
鉄道会社に納品予定の水槽も完成しました。
2か月前にはこのような状態だったのが
今は大きな水槽とともに完成!こうして見ると背が高く、幅が広い水槽になりましたね。
その横にはさらに大きく深い水槽もあります。この水槽は排水処理に使われるもので、青いタンクの中には薬液が入っています。水槽の中に薬液が投入されると、水中の浮遊物が分離されて固められていきます。余分な浮遊物を取り除いた水が先ほどの水槽に流れていくという仕組みです。
水槽と聞くと、水を溜めておくものをイメージするかもしれませんが、イシバシでは水処理設備も兼ね備えた機能的な水槽も製造しています。
ステンレスホッパーやスクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください
株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、全国へスクリューフィーダーやステンレスホッパーなどのステンレス製品をお届けしています。ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。「こんなものもできる?」といったご相談も随時受け付けておりますので、詳しくはこちらのページよりお問い合わせください。