ごみ焼却場に納品する脱水機の製作風景と裏波溶接のご紹介

更新日:2021年1月26日 新着情報一覧

イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。

今回は脱水機の製作過程と裏波溶接という溶接技術についてご紹介します。

脱水機と架台を製作中

現在、ごみ焼却場に納品する脱水機と架台を3台ずつ製作しています。イシバシではこうした水処理設備の製作も得意としています。食品工場、化学工場向けはもちろんのこと、イシバシの製品は自治体の公共事業にも役立てられています。

手が届かない裏側も溶接する「裏波溶接」

今回の脱水機製作にあたっては「裏波(うらなみ)溶接」という溶接技術を使っています。

通常のステンレスを溶接する際、片面だけではもう片面の継ぎ目が溶接されず、隙間ができてしまいます。そのため、表と裏の両方を溶接しているのですが、2メートル以上ある細長い配管など、手が届かない箇所を溶接する場合、通常の溶接では管の内側を溶接することができません。

そこで、一度の溶接で表と裏の両方を溶接できる裏波溶接により、手の届かない箇所の溶接も行っています。こうすることで、製品の強度が増すだけでなく、内部に液だまりの発生や異物混入を防ぐ役割も果たすのです。裏波溶接は通常の溶接に比べて高い技術が求められるため、熟練した溶接工によって丁寧に溶接されていきます。

ステンレスホッパーやスクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください

株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川、埼玉などへスクリューフィーダーやステンレスホッパーなどのステンレス製品をお届けしています。ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。「こんなものもできる?」といったご相談も随時受け付けておりますので、詳しくはこちらのページよりお問い合わせください。

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