イシバシでは、ステンレス製スクリューフィーダーをはじめとするさまざまなステンレス製品や金属製品の製造を、完全オーダーメイドにて承っております。
今回は、ステンレス製の水槽をご紹介します。
ステンレス製の水槽、溶接は慎重に
この水槽は、汚水の中に含まれているゴミやカスなどを分離させるのに使用する薬品を注入するために使われます。私たちの業界では「水処理装置」あるいは「環境設備」とも呼ばれています。
大きさは1200mm×幅70mm×高さ1000mm。深めのお風呂といったイメージでしょうか。お客様からいただいた設計図をもとに製作をすすめています。
また、水槽は液体を貯めておく役割がありますから、漏れ出てしまったら大変です!隙間や穴が開いて漏れないように、部品の一つひとつを丁寧に溶接しています。
鉄よりもひずみが大きいステンレス
中身はこんな感じです。
ステンレスを溶接するときは、溶接棒を熱で溶かして接着します。ただ、ステンレスは熱を加えると変形し冷めると縮むため、製作の過程でひずみが起こります。そのような「溶接ひずみ」が起こることを想定した上でうまく接着できるよう、細心の注意を払っています。
また、この水槽の板の厚さは2mmで制作しています。薄くなるほど変形が大きくなるため、溶接にも技術を要します。
ステンレスホッパーやスクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください
株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川、埼玉などへスクリューフィーダーやステンレスホッパーなどのステンレス製品をお届けしています。ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。「こんなものもできる?」といったご相談も随時受け付けておりますので、詳しくはこちらのページよりお問い合わせください。