イシバシで製作するスクリューフィーダーはステンレス製のものが多いのですが、今回は鉄製のスクリューフィーダーのオーダーが入りました。
同じスクリューフィーダーでも、鉄製の製品は、ステンレス製のものとは異なる溶接方法や仕上げ方法で製作します。
鉄製スクリューフィーダーの加工から溶接まで
こちらはスクリューフィーダーのスクリューになるパーツです。このあと、工場内で曲げ加工を施してから軸に溶接していきます。
▲アーク溶接をおこなった直後
▲溶接部分をエアーや研磨などで綺麗にした後の状態
溶接の方法は、素材や設計によってさまざまな種類がありますが、当社では主にアーク溶接、半自動溶接、ティグ溶接の三種類の方法でおこないます。
今回のスクリューフィーダーの本体となるトラフ部分には半自動溶接を、スクリュー部分にはアーク溶接を施しました。
半自動溶接は定着性が強いので、しっかりと留めたいときに使います。アーク溶接は仮留めで使うことが多く、その速さが最大のメリットです。溶接後にエアーをかけたり研磨したりして表面をきれいにする必要がありますが、今回は、それらの作業を分担して行うことによって、納品にむけてスピーディーに作業を進めることができました。
鉄製スクリューフィーダーには仕上げ塗装を
錆びにくいステンレス製品と違い、鉄製の製品にはメッキ加工やペンキ塗装を施します。今回のスクリューフィーダーはペンキ塗装で仕上げを行います。溶接後のスクリューフィーダーのパーツを塗装業者へ運搬し、仕上げ塗装を施します。その後、最終的にイシバシにて組立と梱包を行います。
ステンレスホッパーやスクリューフィーダーの製作はイシバシにお任せください
株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川県、埼玉県などへスクリューフィーダーやステンレスホッパーなどのステンレス製品をお届けしています。
ご注文から納品まで一貫して弊社の技術者が担当しますので、高品質のものを納期遵守にてご提供することができます。
「こんなものもできる?」というようなご相談も随時受け付けております。詳しくはこちらのページよりお問合せ下さい。