今回は、機械加工によるステンレス部品のいくつかの作成例について、ご紹介いたします。
こちらユニット化装置の組み立て前となります。ステンレス製ホッパー、フタの部分、ステージ架台、そしてシャフトとミキサー(ステンレス製スクリューフィーダー)やモーターなどを組み合わせて製作します。
このシャフト部分の拡大写真ですが、このユニット化装置は小麦粉などの粉体物を撹拌するために使用に適した形状となっています。羽根の部分はステンレスの板を機械で曲げて作ります。機械加工の担当者による微妙な操作が要求されます。ただ、力を加えて曲げるのではなく、曲げると内側にシワがでてしまいます。シワをでないように、あるいは最小限に抑え、続く鏡面加工で滑らかな表面に仕上げます。
弊社では経験豊富な機械加工の技能工が加工を担当することで、豊富な製作実績があります。機械加工はほかに旋盤加工やフライス加工などがあります。旋盤加工、フライス加工につきましてはこちらをご覧ください。
また、旋盤加工はこちらのシャフトの先にありますように「外丸削り」で軸を削り出し、異なった径にします。ほかには「ねじ切り」でねじ部分を、「中ぐり」で軸に中空をつくるなどの加工方法があります。
現在、業務拡大のために組立工、旋盤工・フライス工を引き続き募集しています。技術を身に付けたい方、モノ作りに興味があるという方は下記の求人募集サイトのほうもご覧ください。