リボンミキサーの製作につきまして

更新日:2013年7月30日 新着情報一覧

弊社の主力製品に主にステンレス製で製作するスクリューフィーダーがございますが、スクリューフィーダーの製作技術を応用した製品としてリボンミキサーがあります。別名「リボン羽」とも言われる製品で、粉体物などを効率的に混合させることが可能な製品です。

スクリューリボン

こちらの製品がリボンミキサーとなります。製品によってはより効率的な混合をするために二重リボン(二重羽)などにすることあります。今回、製作している製品は、クリーム状の食品を混合させながら次の工程へと運ぶという、混合と運搬の2つの機能となっています。

スクリューフィーダーの羽の部分が基本的に違う製品となりますが、羽の部分を均一に巻きつけることためには、熟練の技術が必要となります。

スクリューリボン仕上げ

上の写真は最終工程に近い段階ですが、ご注文いただいたリボンミキサーを製作する上で付着した研磨カスなどをアルコールで念入りに拭き取っています。この後、いくつかの工程を経てお客様の元に完全な状態で納品させていただいています。

TIG(ティグ)溶接につきまして

TIG(ティグ)溶接

弊社のステンレス加工での製品を製作する上で切っても切れない関係にあるものが溶接です。どちらの溶接業者様でも実施している基本的なことではありますが、弊社でも溶接棒を材質、板厚で変えています。写真にある溶接棒は弊社で使用している種類の一部となります。

鉄と鉄を溶接する、いわゆるアーク溶接を専門とする業者様は多いですが、弊社では鉄と鉄はもちろんのこと、得意分野であるステンレスとステンレス、またはステンレスと鉄の溶接、需要は少ないですがチタンの溶接なども行なっています。もちろん、使用する溶接方法や溶接棒も素材によって変えています。

弊社の得意分野であるTIG(ティグ)溶接は、ステンレスを溶接する上で一般的な方法ではあります。鉄を溶接するためのアーク溶接とは違い、溶接機と溶接棒が別々となっています。シールドガスとしてアルゴンやヘリウムなどの不活性ガスを使用し、電極にタングステンなどを用いた溶接方法です。TIG溶接は一般的に、耐蝕性、延性などにすぐれ、また酸化にも強いです。また、光沢のある仕上がりができるという特徴もあります。前述で記載しましたように、TIG溶接は溶接機と溶接棒が別々のため、両手での作業となり技術を必要とします。こちらは弊社の自慢の技術者たちが日々お客様のために製品を製作し、腕を磨いています。

弊社では、様々な金属の組み合わせでの溶接が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

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