前回に続き組立工の仕事内容をご紹介いたします。
組立工は、上の写真にありますように多数の部品を組み合わせて、複数のユニット化装置を完成させていきます。
以前も書かせていただきましたように、組立工はただ部品を組み立てるだけではありません。溶接、製缶の知識だけではなく装置に付けられるモーターなどの電子装置の知識も必要です。さらにはお客様との調整も弊社では組立工が担当します。調整を受けて社内の溶接などの各部署と調整をしていきます。言わば組立工は製品の完成までをディレクションする人物と言えます。それだけにやりがいのある部署です。
ユニット化装置の基本は先日の記事にありましたが、鉄製のステージ架台、弊社の主力製品でもあるスクリューフィーダー、そしてステンレス製ホッパー、モーターなどの電子装置などで構成しています。ここ数年は内製化がさらに進み設計からステンレス製の部品作り、組立て、そして納品までワンストップで対応しています。
上の写真のような特殊な形状の装置を複数製作もしています。製作した装置はほとんどが大手食品メーカー向けに納品されます。誰もが知る商品の生産ラインに弊社の製品が使用されています。それだけに高い精度と耐久性が求められます。また衛生面も高い水準をクリアしなければいけません。弊社では高品質な溶接加工、そしてお客様からの評価が高い梨地処理(ビーズブラスト)と鏡面処理(バフ研磨)により、ひとつひとつの部品のクオリティを高く維持しています。その部品を最終的に組立工がひとつの装置として完成させます。
弊社では引き続き業務拡大のために組立工を募集しています。ご興味ある方はぜひ下記求人サイトを御覧ください。