ステンレス製品を製作するにあたり、弊社はステンレス板を切断し、曲げて(ベンダー加工)、穴あけ(ブランク加工)板金加工、溶接、研磨といったいわゆる板金加工で製作しており、また得意としております。
こちらは、製作途中のステンレス製のタンクです。ステンレスの板を曲げ円状にし、それをいくつか重ねて溶接し筒状にしていきます。
そして、ステンレス板を数枚曲げて、漏斗上に溶接しタンクの下部にします。先ほどの筒状の部分と溶接することでタンクが完成します。タンクは基本的な製品ではありますが、技術の差により耐久性などに差が出てきます。
こちらのスクリューフィーダーの部品のひとつである上記の写真の赤枠の四角い部分ももちろんステンレス板から製作します。
製品にあわせて、ご覧のように部品も専用のものを製作します。そちらを下記のようにアーク溶接で接合します。
さらに、このスクリューフィーダーの軸(シャフト)に巻きつくように溶接されている羽(リボン)もステンレス板をドーナツ型に切り取ったあと、らせん状に溶接していきます。このときアーク溶接の熱によるステンレスの収縮を計算しないと、設計図どおりにいかず性能がカタログどおりにならないことはもちろん、精度が低いため製品となりません。弊社自慢の技術工が製作することで短納期かつ、精確な製品をお客様に納品することが可能です。
今回は、一枚のステンレス板からできるジャケットタンクとスクリューフィーダーの二つのステンレス製品をご紹介させていただきました。これらの製品だけではなく弊社ではステンレス板から様々な製品を造りだしお客様のもとへお届けしています。技術工たちも「ものづくり」に魅せられ弊社に入社していますので、日々鍛錬し腕を磨いています。
現在、おかげさまで多くのお問い合わせをいただいています。より多くのご注文にお応えできるよう本年は、いっそう人材の確保に努めています。多種多様な製品を製作することで技術力が増し、他社様よりも短い教育期間で現場で活躍できるようになります。現在、求人専用サイトを運用し人材確保に動いています。ステンレス加工の技術者として働きたい方は、よろしければ下記の求人募集サイトのほうもご覧ください。