弊社では、ステンレス製各種装置の加工から組み立てまでユニット化でお客様に納品させていただいています。
こちらは製作中の高さ4mのステージ架台となります。
こちらに同じく弊社で組み立てと製作している医薬製剤装置や制御装置などを組み合わせ(ユニット化)し、医薬製品製造工場へと納品されていくことになります。
弊社では6.5mまで対応のクレーンがありますので、このような高さのある装置を製作することが可能です。
現在、弊社では主力のステンレス製スクリューフィーダーはもちろん、スクリューフィーダーを使用した一連の装置(ステンレス製ホッパー、電動装置、ステージ架台etc)を製作から組み立てから納品までワンストップで行うことができるため、ステージ架台も含めてのご発注が新規工場の建設、あるいは設備の切り替えなどで増えてきています。
こちらは、パッと見て何かを磨いている作業に見えますが、非常に大事な工程となります。
カラーチェック(浸透探傷試験)と言われる検査の光景となります。
カラーチェックは非破壊検査法によるチェックのひとつで、通常は「染色浸透探傷法」と言われる方法をとります。これは始めに溶接部に赤色の液を吹き付けます。そして一度拭き取り、今度は白色の現像液を吹き付けます。そうすると最初に吹きつけた赤色が拭いきれなかったところが溶接漏れ、あるいはクラック(傷)として浮き出て、漏れを探し出すことができます。画像はその色が残っているところ(溶接漏れ)がないかを視覚的に検査しているところ(観察方法)になります。
この作業は重要な工程となります。見逃すと溶接漏れの部分から劣化し、タンクにいれる材料に影響がでるなど操業に支障がでる部分となるためです。
こちらはどの工場様でも慎重にやられているかと思いまいますが、弊社でも特に慎重に行っております。その上でお客様から高い評価をいただいております「鏡面処理(バフ研磨)」、「梨地処理(ビーズブラスト)」、「酸洗い処理」といったステンレスの表面仕上げが活きていきます。
弊社では、すべての製品に対し画竜点睛を欠くことなく細心の注意を払って製作しております。このような製品は可能でしょうかといったことにつきましては,お気軽にお問い合わせください。